新型コロナウィルスにより、今後の社会構造は今まで通りとはいかず、明らかに変化してまいりますが、そんな状況でも技術者ニーズは変わりません。
「有能な技術者がいれば何人でも欲しい」―人材紹介会社にこのような要望が相次いでいます。自動車、電機などのメーカーはIoTの対応、自動運転技術の開発、人工知能(AI)の導入に向けた技術者のニーズが飛躍的に高まっています。
1人の求職者に対して5〜10倍以上の求人がある業種も出てきております。牽引役は技術者の求人で、ビッグデータ解析などインターネット系5.98倍、IT通信分野4.01倍、制御基板など開発エンジニア4.71倍など、3月の転職求人倍率は、いずれも4倍を上回っており、全体の平均倍率1.98倍と比べて「超売り手市場」が傑出しています。
人手不足感が特に強いのが、制御基板など組み込みソフトの開発エンジニアで、自動運転の画像処理といった基幹部分の開発を担います。「電子・電機業界」といった「異業種」から採用するパターンも少なくなく、「40代・50代も引く手あまた」とのこと。
経験が乏しい20代の若手もAI開発、ビッグデータの活用などのインターネット関連での引き合いが旺盛です。機械学習の知識があれば、業界横断で需要があります。
人材不足から「同業種・同職種」「35歳まで」というかつての転職の常識は崩れ去っています。メーカー各社はセミナーなどで人材募集を図っており、転職後の給与水準も前職よりアップした人の割合も上昇傾向にあると言います。
皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを随時承っております。
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