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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

個人投資家大爆発!

  

職業柄新聞各紙は一通り目を通しますが、特に日経新聞、日経ヴェリタスは当たり前ですが、個人的には東京新聞が好きです。因みに嫌いなのは朝日新聞、まあ、どうでもいいことですが、昨日の当欄で、ゴールデンウィーク中に日経新聞の解説記事に中小型株が復調との記事が記載されていたことを報告しましたが、もう一つ「機械仕掛けの株高」、とありました。

 

二万円回復の立役者が、何と兼ねてから悪名高きプログラム売買であると。材料がどうであれ需給では、こいつが二万四千円の日経平均を僅か一ヶ月足らずで一万六千円台まで急落させた張本人です。

 

そのときも内外の有数ファンドは景気、企業業績の堅調さを理由に売り遅れ、損害を拡大してしまいましたが、今度はそのプログラムが上昇へと働いているわけです。逆もまた真なりです。

 

そして今回は、下げ相場の時には売り遅れてしまったファンドが、底入れ反転の相場では完全に乗り遅れてしまった訳です。現状は間違いなく踏んだり蹴ったりの状態です。

 

そのファンド勢は二番底を待っている…。以前当欄でマネックス証券の広木氏が「二番底なんてこの相場に乗れていない投資家が望んでいるだけですよ。」と喝破しましたが、まさしくそのとおりの図柄です。

 

再三指摘のとおり、小回りの利く個人投資家、ヘッジファンドはすでに活発に動いておりますが、中長期を見据えるファンドにとっては、変化に対応し切れなかったのが本音じゃないでしょうか。

 

昨日の東京市場も東証マザーズの動きは抜群で、すでに今回の新型コロナショックの下げ分を埋めてまいりました。以前当欄で、東日本大震災後の相場も小回りの利く個人投資家が、巨大ファンドを尻目に結構儲けていたとの指摘をさせていただきましたが、今後の相場もさらに拍車がかかってくるのではないでしょうか。

 

今回の莫大な財政出動、金融緩和をなめてはいけませんし、持たざる恐怖からに資金流入は桁違いな相場に発展します。数年ぶりの個人投資家大爆発の年になりますぞ!

 

 

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