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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

未だ立候補の声明もない予定候補者ラリーには乗らず。

  

 米国では雇用を計る先週1週間から、今週は物価を計る1週間となります。雇用関係では悪い数字が並びましたので、4.03%台まで下げた長期金利の下で仮に物価指数の予想以上の上昇となればスタグフレーションが懸念されますので注意が必要です。

 

 米ニューヨーク連銀が発表した消費者調査からは、雇用市場に対する楽観的な見方が著しく後退しております。失業した場合新たな職に就けるとの見通しは平均44.9%と、前月の50.7%を下回る20136月以来の低水準となりました。

 

 ただこの環境に至っても米国主要三指数は未だ高値にへばり付いているところを見ると、ミクロである各企業に対する信頼感は高いかと思われます。マグニフィセント7のこれまでの勢いはなくとも米国市場では循環物色の好循環が見えます。

 

 日曜日の石破総理の突然の辞任から東京市場はお祭り騒ぎのようになりましたが、さすがに先週木曜日から2000円強の上昇で新高値更新は少々やり過ぎかと思われ、結局昨日は引けにかけ失速しました。

 

 緊縮派の石破氏退陣から予想される新総裁の顔ぶれは、林官房長官を覗いては幾ばくかの財政出動が必須と思われ、その関連銘柄探しで見切り発車的な展開が見られましたが、早くも昨日は売り物を被っておりました。

 

 市場全体、今週はメガSQが控えておりますので、先物に絡む空中戦も展開されており、昨日も日経平均が500円上昇している際には、東京エレクトロンとアドバンテストで300円以上牽引している様は、メガSQに向け先物に大きい資金が動いているようです。

 

 自民党総裁選は茂木氏が立候補を表明しているのみで、未だ巷で予想される顔ぶれの挙手はありません。解党的出直しが謳われる状況で、このスタートダッシュの遅さも古い自民党を引きずっていると思うのは筆者だけでしょうか。

 

 弊社では、あえて予想される候補者ラリーには距離を置き、それまでの個別材料銘柄で勝負する姿に変更なく進めてまいります。

 

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。