米国ではオラクルがデータセンター使用料として、オープンAIから3000億ドル(44兆円)の受注を受けたというニュースから、オラクルは1日で40%株価が上昇しました。受注額も株価の動きも、日本では考えられない展開です。オラクルのオーナーはテスラのイーロン・マスクCEOを抜いて世界一の大富豪になったようです。
何もかも桁違いに映る米国市場ですが、雇用指標、更には物価の指標が出揃い、来週の利下げは決定的だと思われますが、その先のシナリオが描き辛いですね。利下げした途端に材料出尽くしなどということも想定されます。
東京市場も、米国のオラクル効果からAI、データセンター関連が昨日の株高を牽引しましたが、534円上げているわりには値下がり銘柄の方が多く、一時は1000銘柄以上が下落しておりました。
波高相場と言えばその通りですが、メガSQ目前らしく、ソフトバンクとアドバンテストで500円日経平均を牽引しておりました。日経平均は4万4372円と終値で4万4000円を超えて連日の高値更新となりました。
昨日、弊社とのお取引はありませんが、かなり昔から電話ではたまにお話させていただいております旧知の投資家の方で、「フジクラ」のご相談をよく承っておりました。3600円で買ったということで、買ったとたん2200円まで下げてビックリしたと仰っておりました。
今現在持続しているということなのでそれもすごいことですが、売り場が分からないと、ファンダメンタルズ、材料等を凌駕する株価水準ですので、尺度としては通用しませんのでここからは需給とテクニカルと申し上げました。
「フジクラ」は、現状大きな波動の三段上げ進行中です。綺麗に一段目よりも二段目、更に三段目と上げピッチを上げております。無論、逆日歩もしっかりついておりますが、週足ベースで新値10本目に差し掛かっております。
酒田五法の「八手十手は相場の転機」、これは大相場にこそ現れます。参考まで。
弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。