散々SaaS関連市場の混乱を招いたAI新興のアンソロピックですが、先週来各ソフトウェア関連企業とは協業して発展して行く方向で落ち着いたようです。
しかしながら、今度は米国防総省が、AI「クロード」の開発元であるアンソロピックに対し、自社の技術を兵器などに使わせないという同社が独自に設ける制限の緩和を求めていましたが、同社は要求に応じない方針を発表しました。
これに激怒したのがトランプ大統領は、連邦政府の全機能に対してアンソロピックの技術利用を即時停止するよう命じる考えを自身のSNSで明らかにしました。AIの利用倫理をめぐる企業と政府の関係について今後議論を呼びそうです。
アンソロピックに腹を立てたトランプ大統領は、当然のことながら今度はオープンAIに秋波を送る形が見えますが、オープンAIのサム・アルトマンCEOはアンソロピックと国防総省の対立解消に寄与する可能性のある契約に取り組んでいると、対立の仲介役に名乗りを上げました。
戦争の形態も戦地で大砲を打ち合う形から、遠地からミサイル発射、更にドローンが主体となり、遂には生成AIが戦略を大きく変える可能性が大きくなり、アンソロピックの危惧するところも納得が行きますが…。
さて懸念されていた米国、イスラエルによるイラン攻撃が実際に始まってしまいました。既にイランの最高指導者ハメネイ師が殺害され、イラン側もこれを認めました。同時にイラン革命防衛隊の幹部数名も殺害され、イラン国内での混乱も拍車がかかりそうです。
週末このような事件が起こると最初に開くのが東京市場ですので、直近強い展開が続いている東京市場も一端のリスクオフに覚悟するところであります。
戦禍がどの程度で収まるのか、ロシア、ウクライナの泥沼状態を見ても、双方長く続けたくはないと思われますが…。まずは原油、その他のコモディティ価格に注意してその動向を見極めたいところであります。
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