強弱交錯しましたが、結局最後の消費者物価指数(CPI)は減速が伝えられ、マクロ要因では中立を保った米国市場ですが、ミクロでは引き続きAI脅威論に晒されているようです。
AIがあらゆる分野を劇的に破壊しかねないというリスクが幅広い分野で語られ、AIにとって代わられるリスクが少しでもあれば、その企業の株価は売られてしまいます。
更に、ハイテク大手がAIに投じている巨額の投資資金が、近い将来に大きな成果を生むかどうかという強い懸念で、相反する2つの懸念材料がくすぶって来ましたが、現状では重要なテーマトなっております。
こうした点は米国ダウが新高値を追う中で、AI関連銘柄は決して上位で牽引しておりません。既にAIを業務に取り入れ生産性を上げている、裾野は広くなりますが有効活用企業が牽引しているようです。
大きな方向性を模索中の米国市場は、高値をトライするもののしばらくは上放れとならず、高値持ち合いが続くものと思われます。
世界の運用資金はトランプ大統領の発言から、米国での運用比率を落としているのが現状のようです。何処へでもカミ付くトランプ大統領ですが、グローバルに運用する海外マネーは当然リスクを抑えるシフトを心掛けます。
直近の東京市場での外国人投資家の買いが想定以上に伸びているのは、外国人投資家の好む政治の安定(現状の民主主義国家では、日本の政治体制の安定度は世界一です)、更に成長投資への舵取り、株主資本経営へのシフトは勿論ですが、米国からの資金逃避もあるようです。
その外国人投資家注目の東京市場では決算が終了し選別物色が始まります。決算発表と同時の動きは目先のイベントトレーダー、アルゴリズム取引に左右されますが、その後に本物の動きが始まります。さあ、ご期待ください。
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