米国からの経済指標のニュースは、先週のISMの景況感は製造業、非製造業ともに市場予想を上回り堅調で、一昨日は小売売上高が予想を下回り消費の減速感が台頭とお伝えしましたが、昨日遅れていた雇用統計が発表され、予想を上回る結果となりました。
数字でも6万5000人増のところ13万人増と大幅に上回る内容で、失業率も0.1%改善しており、労働市は改善傾向が報告され、株式市場には当初ポジティブ材料視されましたが、傍らFRBの利下げが遠のくとの観測も追随しました。
マクロでの経済指標は強弱入り混じる展開でありますが、米国の個別企業の決算発表は各企業大きなムラはありますが、概ね好調な決算が続きます。
既にS&P500企業の65%が決算発表を出しておりますが、全体の成長予想は当初の8.4%増から12.3%増に修正されており、発表組の業績サプライズも平年並みであり、5四半期連続の2桁成長が報告されており、この米企業の決算がダウをはじめとした主要三指数の強さの源泉です。
さて、東京市場も決算たけなわですが、概ね決算内容に資金は向かっていると思われます。ポジティブサプライズな内容にはストップ高を含む大幅高で反応するものもあり、予想に届かない内容でも然程大きく売られるパターンは少ないようです。
それだけ買い気が旺盛なわけですが、これまでの発表内容を見る限り、事前の予想を上回るものが多いようですが、好業績での株価反応は今ひとつのものも見られます。上昇トレンドを持っていない銘柄については、材料ないしは需給に隠れた理由がある可能性も考慮する必要があるかと…。
今回の決算発表は16日で出そろいますが、その内容から各アナリストが3月期の予想を修正してまいります。既に今期よりも来期に目は移っており、上方修正も来期減速するようですとネガティブ材料視されますので、決算短信は深読みしていただければと存じます。
弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ
