米国では連日売られていたSaaS関連に買戻しが入り始めております。新興AIアンソロピックが既存のソフトウェア企業を駆逐するとの懸念からIBM,マイクロソフトなどのソフトウェア関連企業が大幅安となっておりましたが、そのアンソロピックがソフトウェア企業との連携を示唆したことから関連銘柄の不安を払拭した形となりました。
アンソロピックはAIを用い他社とのサービスを支援する姿勢を打ち出したことから、一連のSaaSショックはとりあえず一段落したと思われますが、市場では依然AIがソフトウェア企業のサービス、更には雇用を脅かすとの見方が依然と燻っております。
しかしながら、今回アンソロピックは自社のAIサービス「クロード」 をソフトウェア大手17社との連携を発表しており、ソフトウェア各社は既存の収益構造が守られる形となり、直近の市場ムードは大分改善したのではないでしょうか。
またマクロの経済指標では米コンファレンスボード発表の消費者信頼感指数は予想を上回る数値が報告され、更に将来の期待指数も大きく上昇し、消費者心理の改善が窺われます。
米国市場は高値持ち合いが続いておりますが、傍ら東京市場の強さは顕著ですね。一昨日の米国安も跳ね除け独歩高、昨日は米国高もありましたが、独自に高値更新となりました。明らかに海外マネーの流入が続いているようです。
昨日の日経平均の上昇は半導体株が牽引し、TOPIXは銀行株がお休みしていることからそれほどの勢いを見せませんでしたが、今の東京市場は循環物色がうまく展開していると思われます。
決算発表終了後は国内の機関投資家も動いて来ており、今期、来期の業績精査から個別銘柄に資金を入れておあります。隣の芝は青く見えるのがこの世界のアノマリーですが、光る銘柄の後追いはいけません。循環物色は資金が回って来るのを待つのが基本です。
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