米国では経済指標として、2月のニューヨーク連銀製造業景気指数が発表になり、市場予想6.3のところ7.1で着地し、前回の7.7から下落したものの概ね好調を維持しました。
更にスイスのジュネーブで2回目の米国とイランの核問題に関する協議が進展しているとの観測が浮上、イランのアラグチ外傷は「両国は一連の指針原則に関する大筋合意に達した」と述べ、地政学リスクの緩和が投資家心理を改善し、金価格、原油が下落、株式市場も高値持ち合いとなっております。
また、AI脅威論から影響が懸念される企業向けのローンを売る動きが出る一方、価格下落を好機と捉える買い手も登場しており、ブラックロックなど有力な金融会社は値下がりしたソフトウェア関連のローンを購入し新たなローン担保証券(CLO)の組成を進めているようで、商魂逞しい米企業の一面がまた出ております。
AI脅威論によるSaaS関連に対する売りも峠を越えているものと思われますが、注目は来週のエヌビディアの決算かと…。エヌビディアも10月の高値を抜けないものの高値でのレンジの動きも4か月目に入っており、キッカケ次第かと存じます。
決算発表が終わった東京市場は、昨日申し上げました通り内容を精査した機関投資家の買いが出始めております。既に第三四半期から通期、更には来期に向けて各アナリストは内容を修正し、アナリストレポートを今後発信してまいります。
知り合いの機関投資家のファンドマネジャーの数名に取材することができましたが、日本企業は共通して思った以上に好業績であり、海外ビジネスを展開する企業の想定為替レートも現水準よりも相当円高に設定している企業がほとんどで、来期に対する見通しもポジティブと考えておりました。
基本は財務内容ですが、材料には即資金が集まりストップ高よく見られます。ただ、崩れる時も非常に速いので材料のみに飛びつくときにはフットワークを重視してください。昨日の東京市場を見れば一目瞭然です。
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