米国トランプ大統領は今回のイラン攻撃の先陣を大成功と自画自賛しておりましたが、この戦争の出口戦略をどう考えているのか見当が付きません。最終的にはイランに親米政権を置きたいのは想定出来ますが、そう簡単ではなさそうです。
亡くなったハメネイ師の長期政権は、前の最高指導者ホメイニ氏から引き継ぎましたが、当時は全く力が無く宗教指導者としても半人前だったそうで、そこに前大統領のラフサンジャニ氏の後押しを得てここまでの最高指導者となったそうです。
現状ではハメネイ師に息子はいるのですが宗教指導者としての地位は程遠く、更にイランでは世襲をよしとしません。だからこそしばらくは革命防衛隊を中心とした集団指導体制を組むとしております。
強権により抑えられていたイランでは国民の6割がハメネイ体制に不満を抱いていたそうで、それでも弾圧を武器に体制を維持していた国が、最強のトップが不在での集団指導は早々にその体制の中で不満がぶつかる構図は、想像に難くないと思われます。
当の米国でもトランプ大統領は、この戦争は終結に4週間を要すると昨日発言しており、短期で終わると淡い期待を抱いていたマーケットでも、しばらくは落ち着かない展開が続くものと思われます。
それでも週末の事件でいつも最初に開く株式市場は日本ですので、過去の例ではいつも大幅安というのがアノマリーでしたが、今回は先週まで異彩高から昨日も1600円安まで売られ、引けではその半値を戻しました。
先進国では一番政治が安定し、責任ある財政と成長戦略を推し進める高市内閣への期待度は、小泉政権、安倍政権を凌駕する状況であると、海外マネーの動きを見ていると強く感じます。
海外マネーが昨日浮足立って売っている様子は全くなく、日々戦況分析を怠らずに個別銘柄の押し目買いで東京市場はよろしいかと存じます。
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