今日の大納会をもって本年の株式市場が終了しますが、今年は皆様方にとってどのような一年でしたか?!
14年を振り返ると、今年は秋口まで消費税増税などの影響もあり、日経平均株価も円相場ももたつく展開でしたが、10月末の日銀の追加金融緩和以降の急騰により、12年から3年連続で高値を更新する展開となりました。
実は3年連続は04〜06年以来で、さらに3年通算で日経平均が約2倍に上昇するのは1987〜89年以来25年ぶりです。
また、上昇の起点である2009年からの上昇はやはり1980年代後半のバブル経済崩壊後で最長であり、20年以上に及んだ日本株の低迷の終息、上げの時代への転換を示唆する動きなのです。
12月8日に日経平均は1万7935円、為替は$1〓121円85銭まで上昇しましたが、それぞれの主要な上値のフシに到達したことで、短期的にはいったん小天井を付けた状況となっております。
しかし、そうした短期的な調整を経て、来る2015年も円安→株高が続く公算が大で、為替は$1〓130円前後、日経平均株価は2万2000〜3000円程度まで上昇すると見ております。
この一年間、当コーナーをご愛読いただき有難うございました。
尚、来年は1月5日から通常営業とさせていただきます。
良い新年をお迎え下さい。