来年1月出荷分から円安を背景にしたインスタント食品や冷凍食品の一斉値上げがありますが、インフレとは「通貨価値の目減り」をイシしています。
そのため経済学上、インフレが続く国の通貨は、長期的には売られるものです。2012年秋まで続いた円高の背景にはデフレがありましたが、トレンドがインフレに向かえば、理論的には為替は円安方向に進みます。
そして、円安はさらなるインフレを招く、という循環が起こり、その結果、円の価値は目減りしていきます。
仮に年2%の物価上昇が続けば、10年後には今より20%以上も上昇することになります。銀行に普通預金で預けたまま10年間放ったらかしにしていると、その価値は2割も減ってしまうことになります。
政府がもくろむマイルドなインフレが現実味を帯びてきたことで、自分の財産を守るためには株式などのインフレに強い資産にヘッジしていく必要があります。
投資などで儲けようとは思っていなかった人でも、これからは好む、好まざるにかかわらず、自分の資産を守るために動かざるを得なくなります。
勿論、年金生活者にも株式投資は重要な資産運用であり、株式投資を生活の一部として捉えてもらいたいものです。
皆様方からの投資相談を随時承っております。
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