日本の若者の内向き志向ばかりが強調されますが、足元では変化の兆しも出てきているようです。今年入社した全国の新入社員への調査では、「どんな国・地域でも働きたい」との回答が約30%あり、2001年度からの調査で最高になったとのこと。
将来海外で働きたいと希望する大学1年生は3割を超え、海外で自分の力を試したいと意欲を持つ人は一定の割合に上ります。
セカ就(せかしゅう)。
「セカ」は世界、「就」は学生の就職活動を略した新語ですが、語学力や専門能力の高い学生ほど、海外で実力を磨きたいと云う意欲が強く、就職活動はグローバル化しています。これを「セカ就」と表現しています。
就職先は海外企業だったり、日本企業の海外法人だったりしますが、優秀な学生ほど日本だけではなく、世界で職を探す流れになってきているようです。
最近、日本の大手電機メーカーが、東京本社ではなく東南アジアの現地法人での人材募集をしたところ、日本人の学生が殺到したそうです。「労働条件は日本国内より劣るが、現地は人数が少ないためチャンスが大きく、早くグローバル人材になれると判断している学生が多いのでしょう。」
頑張ろう、ニッポン。
頑張れ、日本の若者。
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