今日の大納会をもって本年の株式市場が終了しますが、今年は皆様方にとってどのような一年でしたか?!
16年を振り返ると、大発会に日経平均が582円安と急落で始まった後、結局、立ち合い日数13日間で約3000円安の波乱の幕開けとなりました。格言通りの「申酉騒ぐ」スタートとなったのです。
新春からの株下落を経済紙は“チャイルショック”「チャイナ(中国)とオイル(石油)の合成語」と、株安が大好きなマスコミが散々煽っておりました。
しかし、中国では景気対策が実施され、原油安に対してもOPEC、非OPEC諸国の増産見送りにより、世界の株式市場は順調に回復しました。
結局、チャートを見ると年間では5年連続の陽線となりそうで、来年に向け、弱気は禁物、押し目はじっくり仕込む作戦で対処したいところです。
来る2017年は大きな上昇相場が見込めます。
10月下旬には自民党の総裁任期を連続2期6年から連続3期9年に早々と延長を決め、安倍政権長期化の方策を立てたことで、安定的な政治基盤が外国人投資家に評価され、世界中の資金が日本の株式市場に向かうことになります。
17年相場の焦点は、『第4次産業革命』です。具体的には「IoT」「AI(人工知能)」、「ロボット」、「ビッグデータ」、「クラウド」など社会を一変させる技術革新が本格普及期を迎えています。
政策に向かいなし。強気相場は最低でも2020年まで続きます。
この一年間、当コーナーをご愛読いただき有難うございました。
尚、来年は1月4日から通常営業とさせていただきます。
良い新年をお迎え下さい。