今年2016年には2つの驚かされた「まさか」がありました。
第1の「まさか」は6月23日の英国のEU離脱(ブレグジット)で、それにより日経平均は1286円もの大幅下落となりました。
第2の「まさか」は11月8日の米大統領選で、トランプ氏が当選となり、一時マーケットは1059円安まで売り込まれました。
トランプ相場で弱気のヘッジファンドは大きな痛手を被りましたが、当社オリジナル分析スキル『相場の匠・銘柄マックス』でトランプ相場を検証すると、これからが一番美味しい一年間(或いは二年間)となります。
16年の相場は11月からの上昇相場で年足チャートが陽線となり、しかも1万5000円割れまでの長い下ひげを出しての「たくり陽線」となっており、これこそ類い稀な翌年への強力な上昇を暗示しています。
あまりにも短期急上昇となったトランプラリーには、強気派ファンドでさえも持たざるリスクに直面していると云います。まして弱気派や慎重派の持たざるリスクへの焦りは一層大きいのです。
個人投資家を見ても、11月第2週から第4週にかけて大量の売り越しとなっており、上げ相場に転じたのに相場に乗れない個人投資家が多いことを示しています。
今回のトランプ相場は東京市場にも短期大幅高をもたらしたことで、スピード調整の押し目や日柄調整のもみ合いはいつ起きても不思議ではありませんが、逆に「押し目待ちに押し目なし」の展開も考えられます。
「申酉騒ぐ」と云いますが2017年は酉年、申年とは逆の「上へ大きく騒ぐ一年」となるのではないでしょうか。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!