人間を補助したり、作業を代行したり、その能力を拡張したりして、幅広い層の生活を支援するテクノロジー(技術)。
このたび、某研究所が“生活者が選ぶ2017年ヒット予想”を発表しました。ランキングでは、生活者を「補助」「代行」「拡張」など多様に支援してくれる“生活者支援系テクノロジー”が上位に挙がっています。
人間を「補助」するテクノロジーでは、高齢者の交通時の交通事故を未然に防ぐ「自動運転システム搭載車」が1位です。介護分野などの人手不足の解消につながる「暮らしの支援ロボット」(12位)やシニア層の家事負担の軽減につながる「シニア向け家電(19位)」などがあります。
次に「代行」してくれるテクノロジーでは、災害地や危険な場所、これまで見られなかった魅力的な場所の映像を撮影できる「ドローン」(4位)や高齢者や子育て層にとって買い物の革命的サービスと云える「ネットスーパー」(5位)など、人間の代行をするものが上位に挙がっています。
3つ目の「拡張」してくれるテクノロジーでは、人間の能力を増幅してくれる「自動翻訳機」(13位)や「AI(人工知能)技術」(2位)や家電の遠隔操作が可能となる「IoT」(16位)などが今後ヒットすると予想されています。
しかし、世の中が便利になる一方、こうした技術の進歩によって人間の仕事を奪い、雇用に悪影響を与える可能性もあると云います。
一方、自動化に関するテクノロジーが進むことで無くなる仕事があると同時に新しい仕事も生み出されることも予測されます。そして、新たに創設される仕事の7割は人間的な仕事で占めており、直感的な意思決定、創造的な成果、芸術的なデザイン、取引先との複雑な交渉など、“人間にしかできない仕事”によって支えられることになるでしょう。
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