今年の相場を端的に云うと、米国の大統領選を機に相場の流れがガラリ一変した年でした。つれて為替が円安・ドル高に振れ、日本の株価にも活力が生まれたのです。
通常、新大統領誕生後の相場はハネムーンと呼ばれる「最初の100日」は夢見心地が続くことから、米国市場の基本は共和党政権下の「業績相場」に集約され、4月までは右肩上がりが見込まれます。
一方、日本は従来通り「流動性相場」の延長で、米国以上に大きなテーマを買う力強い相場の継続が想定されます。
まず、「自動運転車」の商品化に続いて「フィンテック」「AI(人工知能)」「ロボット」「ドローン」などが目玉で、さらに「IoT」を中核に高度情報化社会を実現する「第4次産業革命」など、夢を現実にするテーマが意外というか、想像以上に長い期間、賑わうことになるでしょう。
さらに、今の米国は利上げ方向にあるため、日米金利差が拡大し、ドル高・円安への余裕は十分にあり、この円安を基調とした日本株高が予想されます。日経平均2万円突破は時間の問題で、まずは1996年の高値2万2666円を目指す展開となりそうです。
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