先週末の米国市場は、前日までマーケットの重荷となっていたハイテク銘柄に買い戻しの動きが出たことと、更に広範囲に物色対象が広がり2024年5月に4万ドル台をつけてから1年9カ月で1万ドル上昇し史上初めて5万ドルに乗せました。
トランプ政権の高関税政策で先行きが懸念されていた米経済ですが、予想以上に堅調に推移し、この日は直近売られていたエヌビディアが8%を超える上昇となり、ディフェンシブ、金融や小売りなどの景気敏感株も幅広く物色されました。
ただ物色の中心は既にビッグテックではなく、製造業などのオールドエコノミー銘柄が、上昇相場を加速させる人工知能を取り込みAI銘柄としての活躍が期待されて牽引しているようです。
セクターローテーションから直近の相場牽引役は、既にマグニフィセント7に代表されるハイテク銘柄ではなく、AIモデルの学習、推論に欠かせないデータセンター投資などの設備投資で恩恵を受ける建設、送電網など多岐に渡っており、NASDAQよりもダウが新高値にいち早く進んだ理由のようです。
バブルを懸念する声はよく耳にしますが、ドットコムバブルのように局所的な物色ではなく、AIを駆使した生産性の向上がセクターローテーションを牽引しておりますので、循環物色相場は引き続き範囲を広げ堅調に推移するものと思われます。
さて本日週明けの東京市場は、先週末のシカゴの日経平均先物が2200円高急騰しており、5万5000円を一気に飛び越え、5万6500円に乗せておりますので、記録的な上昇となりそうです。
東京市場でも既にセクターローテーションは進んでおり、概ね(分かり辛いものもありますが)決算内容に応じて資金が動いております。多少の懸念があった衆院選も与党圧勝の結果となり、高市総理の成長戦略が今後更に評価されると思われ、株式市場はテーマ株、好業績株に資金が向かう強い展開が続くものと思われます。
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