今週の米国市場の最大イベントは雇用統計ですね。強い数字が出れば金利上昇からハイテク銘柄の調整、弱い数字が出れば利下げ期待と読めますが、現在の市場はゴルディロックス的展開が続いておりますので結局いいとこ取りかと思われます。
ただ上昇基調が続いている長期金利の動向には注意が必要かと思われ、ディフェンシブ株が買われる一方、高PERのハイテクの調整には気を配る面も…。
AIインフラ企業は依然として業績が強い一方でマイクロソフトの急落に見られるようにAIユーザー企業は伸び悩むものもあり、大型の先行投資が何時利益に結び付くかの懸念は物色対象の二極化を招く可能性もあります。
東京市場は先週突然の円高が重荷となりましたが、米財務長官の発言など当欄でもお示しいたしました通り、既に乱高下は落ち着き平穏を取り戻しつつあり株価にはプラスに働くものと思われます。
為替の急変動が落ち着けば、現在進みつつある日本企業の決算発表も好調が伝えられていることから、更に上値を探る展開が予想されます。注意点としてはアルゴリズム取引とともに、必ずイベントトレーダーの存在が顕著ですから、決算発表直後の株価の動きだけではその銘柄の将来は語れません。
これは肝です。決算短信ぐらいはしっかり精査することをお勧めいたします。IRも確認し企業の目指す方向を深堀し、今日明日しか見ないトレードとは一線を画す投資行動が肝要かと存じます。
さて、金、銀。白金などの貴金属相場が波乱を起こしております。1月の上げ方は異常としか思えませんでしたが、先週末金相場は2回のサーキットブレーカーが働く始末で、1ヶ月の上げを2日で吐き出しました。
今週は、異常な相場展開から個別決算に資金が集まる、我々としても取り組みやすい相場展開を予想します。
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