米国市場はセクターローテーションが進んでおります。直近ではソフトウェア関連や半導体を中心としたハイテク銘柄が売られることで、さえないNASDAQから資金シフトが進むダウは堅調に推移する展開となっております。
AIがソフトウェアを代替するとの懸念からハイテク銘柄の中でも、良好な決算を出したAMDやパランティア・テクノロジーが大きく売られ、決算には関係ないものの主力のエヌビディアやブロードコムまで下落する展開となっております。
ハイテク銘柄からディフェンシブ、景気敏感株に物色の対象は移っており循環物色が進んでおりますが、ソフトウェア株が売られるのは個人的には少々行き過ぎかと、技術革新が進む中ではありがちな展開かと思われます
マクロ指標では民間の雇用者数と人員削減数が、更にISMの非製造業景況感と一昨日の製造業景況感の結果から総合すると、削減された雇用が別の就労に付く雇用の循環も見られておりますので特別問題視することもないかと思われます。
東京市場のボラティリティの高さも相変わらずですが、選挙を前にして与党有利が伝わる状況で押したら買うという物色意欲は旺盛です。決算に向けて資金が動いておりますが、第三四半期の進捗率がよい銘柄でも売られる銘柄が結構な数に上ります。
非常に分かりづらく解説者を悩ます展開ですが、年末年始のファンド等の決算に絡む無機質な売買が横行しておりますので、そこを差し引いて考えないと後の上昇を取り逃がすこともあるので中身の精査が重要かと存じます。
更に、直近旺盛な外国人投資家の機械売買はトレンドフォローですので、中身の精査よりもトレンドに沿った売買で逆張りはあまり見られません。勿論、ファンドマネジャーがしっかりついて売買するロングの資金は存在感を示しておりますが、目先の乱高下にはこういう資金が絡んでいるからでしょう。割り切って付くのもよし、ファンドマネジャー目線でロングに構えるのもよし、戦略を持って臨みましょう。
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