日米ともに要因は違えどもマクロでは手の出しにくい相場展開かと思われます。米国はTACOトレードのトランプ大統領の好き勝手な発言で相変わらず右往左往続きであり、カナダ、韓国に再び関税攻撃を仕掛ける始末で、先進各国は脱米国を模索し始めております。
20年に及ぶ貿易協定の折衝が今この時期に合意に至ったEUとインドの関係も米国離れを象徴する出来事です。唐突にトランプ大統領が永久にトップに君臨する世界平和評議会なるものを突然作り、プーチン大統領まで招待する有様は暴走し過ぎかと思われます。
日本にも招待状が届いているようですが、選挙戦真っただ中の高市総理も現在はそれどころではありませんので保留にしているようです。再来月に日米首脳会談を控えておりますが、高市総理も相当難しいトランプ大統領の扱いを強いられそうです。
FOMCでは既に利下げ見送りを市場は織り込んでおり、目先も重要なマクロの経済指標の発表もないので、各個別企業の決算発表に関心は移ります。まずはオランダの半導体ASMLが好決算を発表しました。
S&P500は高値が高値を更新し、NASDAQも強い展開はAI半導体銘柄に対する期待の表れと思われますが、グーグルの隆盛から一時の株価の勢いからは減速さえ感じるエヌビディア、マイクロソフトあたりがどう盛り返してくるか注目であります。
東京市場のマクロ環境は為替と選挙戦ですが、少々読みづらい状況であることに変わりありません。昨日も一昨日も一部の値嵩株で牽引しており、昨日辛うじて日経平均はプラスでしたが、9割近くの銘柄が下落する寡占状態であります。
日々物色される銘柄も日替わりメニュー化しているように見えます。腕に自信があれば日々の材料に突発的に乗って行くのもよろしいですが、そうでなければ決算を見据え、上昇トレンド上のテーマ株の押し目を丹念に仕込む方針かと存じます。
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