先週末の米国市場で主要三指数が上昇し、ダウが5万ドルを超えてきたことに驚きましたが、それ以上に投票日直前の自民党単独過半数に迫る勢いとの予想が伝わると、シカゴの日経平均先物が5万7000円を超えたことに驚きを隠せませんでした。
選挙結果が判明した昨日の日経平均は一時3000円高まで上昇し、一気に5万7000円まで駆け上がりました。単独過半数を獲得した盤石な高市政権は、次の衆院選まで4年あることから、長期政権を期待した外国人投資家の資金が寄り付きから先物、現物問わず大量に入っておりました。
米国市場で半導体(SOX)指数が再び高値を窺う展開で、東京市場でも値嵩株三羽烏が日経平均の半分以上を牽引しておりましたが、決算発表を受けて物色対象は広がりを見せておりますので好循環かと思われます。
更に、マクロ指標として実質賃金も12ヵ月連続のマイナスではあるものの、マイナス幅が大きく縮み前年同月比0.1%減となってまいりました。同時期の名目賃金は2.4%増と前月11月から0.7ポイント伸びが加速しました。
ここへ来て物価高の主要因である食品価格にピークアウト感が出て来ており、この減速感もあり実質賃金がプラス圏を窺う展開が見えてきました。物価の減速と賃金の底堅い上昇がメインシナリオとなれば、今回の高市政権圧勝はその成長戦略から日本における経済成長と株高を享受できるものと思われます。
今週の東京市場は週の半ばに祝日を挟みますので、本日は利確が出やすいかと思われますが、投資マネーの現状から押し目は即刻資金が向かってまいります。腕に自信のある投資家であれば上手く泳ぐのもよろしいかと存じますが、多少のブレは覚悟のロングポジションでよろしいかと…。
自民党長期政権では郵政解散の小泉内閣の時に外国時投資家の買い越しは35兆円、アベノミクス相場では25兆円、高市内閣では昨年10月の誕生から計算しても先月末で未だ3兆円程度、これからが本番ですね。
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