今年のゴールデンウィークは、富士山の世界文化遺産への登録が内定し、旅行者数も過去最高となり、観光地が賑わい、久々に明るいムードが広がりました。
それに合わせたかのように、GW明け後から上げ足を速めていた日経平均株価ですが、5月23日には突然1143円もの大幅安となりました。
さすがに上げのピッチが早すぎたのでしょう。
昨年からの株高がずっと続くとは誰も思っていなかったでしょうし、6月の成長戦略公表前での押し目形成は、相場の先行きを考えれば当然の結果とも云えます。
いま市場で合言葉になりつつある“日銀には逆らうな”がその根拠です。
2013年末の日銀のETF買い入れ枠は2.5兆円で、先週末時点の残枠は8000億円弱。1回当たりの買い入れ規模を200億円と仮定してみても、残り39回もの買い入れ余力があることになります。
また、今後の金融政策決定会合でさらなる追加緩和が出るようであれば、一層の大相場が見込めることになりますし、来月上旬には外国人投資家注目の安倍政権の目玉政策でもある「成長戦略」に期待が集まっており“弱気は禁物”です。
尚、本日31日に日経平均が248円高の1万3837円以上で引けると、月間陽線で8か月連続高となり、30年ぶりの大記録となります。勿論、30年前とはバブルがスタートしたときです。
今年の日本市場は、あらゆる面で楽しみが一杯ですね。
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