先週木曜日の23日、1日で1143円安の大暴落となりましたが、明確な悪材料がなかっただけに陰謀めいた話が伝わってきております。
日銀は23日午前、金融機関に対し、償還まで5年以下の国債を買い取ると通告、その結果、朝方に1%まで上昇していた長期金利は、夕方に0.8%へ低下となり、投機マネーは思惑通り債券市場に流れ、株式市場の急落を誘発したのです。日本の先行きにとっては、株高継続より長期金利の低下を優先させた方が得策と判断したのです。
そもそも株式市場は過熱気味でした。
日経平均は7営業日で、1万3000円台から1万5000円台へと、上昇ペースが早すぎたため、調整があって当然のことでした。
市場参加者の多くはある程度の下落は想定しており、このタイミングでの急落は安倍政権にとっては大歓迎なのです。この急落が夏の参院選の直前ならオオゴトだったでしょう。すべては参院選で圧勝するための自作自演ではと…
そして、ここで調整させておき、6月に成長戦略を公表すれば、株価は再び上昇に向かいます。今回の急落はその下値固めになり、この成長戦略の中身も、安倍政権が海外ウケする内容を発表することは目に見えております。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!