わずか半年弱で70%ほど急騰した株式市場ですが、当然のこと、ここからは急落などの状況も想定しておかなければなりません。
実は、それ(急落)を事前にキャッチするポイントがあります。
今の相場をアベノミクス相場と呼んでいますが、基本的に市場を動かしているのは米国の経済動向です。
毎月発表される米労働省の『雇用統計』と商務省の『小売売上高』には目を凝らしておく必要があります。
また、米企業の動向を知るには『ISM製造業景況指数』です。この3つの数値によって市場は大きく動くので、見逃せない指標なのです。
更に今後の急落場面に備えるには、シカゴ商品取引所の『VIX恐怖指数』にも注意しておく必要があります。通常は10〜20で推移していますが、危険な事態が発生すると、指数が跳ね上がります。
イラク戦争勃発時は「34」、9.11のテロ時は「44」、リーマン・ショック後の世界同時金融危機時には「89」にも跳ね上がりました。
今は12〜19の間で日々推移しておりますが、「25」を超えてくると要注意となるので、それなりの対処が必要となるでしょう。
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