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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

TPPは成長戦略の要

 

「相場は寝た(横に這った)だけ立つ(上値は大きい)」と云います。
 
二十数年の下げに見まわれた日本市場は、あのNYダウのボックス上放れとその後の長期上昇相場の再現となりそうです。
 
日本再成長の牽引役はアベノミクスの成長戦略の要となる「TPP」であり、その関連銘柄は長期上昇相場の中心銘柄として息の長い相場を演出することになるでしょう。
 
戦後、日本経済を飛躍的に拡大させたのは“対外貿易”であり、バブル崩壊後二十数年に及ぶ停滞期を脱して再成長に導くのはグローバル展開以外にありません。
 
具体的に、日本が関係する進行中の地域貿易協定の主なものは、「TPP」以外に、日欧EPA、日中韓FTA、ASEAN諸国を中心に16か国が参加するRCEPと、世界的な通商政策が目白押しです。
 
世界のGDPに占めるウエイトは、TPPが四割、RCEP三割、米欧FTAは五割と大きく、三グループを合計すると約八割をカバーする貿易圏であり、そこで生まれるメリットは大きいのです。
 
安倍首相はTPP参加を「国家百年の計」と称しましたが、日本の新たな成長に向けた転換点となる可能性が高く、その関連銘柄は要注目です。
 
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