円安・株高が景気の“気”に効果を上げ始めました。代表的なセンチメント指標である街角景気が57.7と2006年3月を上回ってきたのです。
これは、タクシー運転手や飲食店関係者、旅行代理店など消費の最前線の心理がかなり盛り上がっていることを表しております。この街角景気が順調に推移している間は株価の大きな支援材料となります。
ところで1990年以降、日本の株式市場が1年以上、上げ続いた局面は3回しかありません。今回は平成バブル崩壊後、4回目の大相場になるでしょう。
「異次元の金融緩和」「円安政策」「米金融緩和下の景気回復期待」など、過去3回の株高となった条件が揃っているのです。
更に従来の日銀総裁とは大きく異なる考えを持った黒田新総裁は、本気でデフレ脱却に向けた政策を開始しました。
過去3回では、日経平均が1万円ほどの上昇となりましたが、今回の相場はデフレ脱却が実現するまで継続すると判断した方が良いですし、5000円程度の上げで終了するはずがありません。日経平均は最低でも1万円高の1万8000円程度は見込めるでしょう。
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