今日の大納会をもって本年の株式市場が終了しますが、今年は皆様方にとってどのような一年でしたか?
13年を振り返ると、5月に急落こそあったものの、日経平均株価の25日移動平均線の推移は上げ下げしながらも年間を通じて上昇しており、師走も高値水準にあります。
年初からコツコツ買いをしたり、下落局面で買い増しをした方は十分に利益が出ているはずで、年間を通しての資産形成にとって良い年だったと云えます。
2014年初頭の相場環境としては、「脱デフレ」を掲げたアベノミクスの成否が問われる消費増税の大関門が4月に訪れますが、株式市場では5兆円の経済対策など政策面での需要テコ入れに注目しましょう。
市場では今後も「米テーパリング問題」が、取り上げられるでしょうが、危機は危機として認識されると危機ではなくなります。
今年5月の突然の暴落も、古くは「ブラックマンデー」、「リーマンショック」がそうであったように「天災は忘れたころにやって来る」ものなのです。
以上のことから、2014年は円安→株高の流れに大きな変化はなく、「アベノミクス」への期待も続くでしょう。
この一年間、このコーナーをご購読いただき有難うございました。
尚、来年は1月6日から通常営業とさせていただきます。
良い新年をお迎え下さい。