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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

卵からの養殖事業関連銘柄に注目

 

陸上の水槽を活用して高級魚を早く育てる養殖技術が相次いで開発されました。
 
水産総合研究センターは冬が旬のブリを真夏でも脂がのるよう飼育する技術を開発したほか、鳥取県栽培漁業センターは高価なマサバの養殖、近畿大学は漁獲が急減しているマアナゴで卵のふ化などに成功しました。
 
いずれも卵から親の成魚まで育てる完全養殖の事業化を目指しており、消費者は美味しい魚を旬を問わず食べられるようになります。
 
国際食糧農業機関(FAO)は世界の水産物需要は今後も増える一方で、天然資源の枯渇などで漁獲量は頭打ちになると予想しており、養殖技術のニーズは高まる見通しで、卵から一貫して育てる完全養殖への期待は高いのです。
 
水質や水温の管理、排泄物の浄化、エサなどの技術開発が進み、アワビやエビ、トラフグなどは陸上で完全養殖が既にできるようになりました。
 
政府も完全養殖の事業化を目指す研究を支援する方針で、高い技術を持つ日本の養殖ビジネスは、「21世紀の成長産業」の一つと位置付けることができます。
 
養殖だから付加価値を高められる魚の種類を絞り込む戦略も重要になりますが、ブリもアナゴもフグもアワビも安全かつ美味は「完全養殖」に限るなんて云う日が近々やって来るでしょう。
 
養殖事業関連銘柄に注目です。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!