今日30日で2019年亥年相場が終了します。来る2020年・子(ネズミ)年相場は「子(ネズミ)は繁盛」と云われますが、19年が相場格言通り下値が固まった相場だっただけに“繁盛・繁栄”と大きな値上がりが期待できる1年と見たい。
20年は株式市場に大きな影響を与えるビッグイベントが目白押しです。同時に、「5G、IOT、CASE、MaaS」に集約される大きくて新たな波が日本の成長期待を加速させます。
外国人動向も9月までは売り越し基調を継続していましたが、10月、11月と連続して1兆円を上回る大幅買い越しに転じ、需給関係も大きく改善してきています。
勿論、米中問題に揺さぶられる局面はあるでしょうが、世界的な緩和を前提に19年の下値の切り上げを継承し、1年をかけてジリ高を予想します。
トランプ米大統領は20年11月の大統領選挙に向けて景気を悪化させるわけにはいかず、中国の習近平国家主席は20年までにGDPを倍増させることを公約しており、19年、20年とも6%台の成長を維持しなければならないからです。
日経平均は、90年8月15日の2万8112円以来、実に30年ぶりに2万8000円台を回復する相場もまた、相場です。
今年1年間このコーナーをご覧頂きありがとうございました。
尚、来年は1月6日(月)から通常営業とさせていただきますが、新年早々、「新春お年玉銘柄」を発表致しますので、大いに期待して下さい。
良い新年をお迎え下さい。