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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

受給開始年齢を70歳から75歳に引き下げる案が浮上

  

   現在二十歳の人が年金を受け取れるのは、今の制度が変わらなければ、通常65歳からです。45年も先の事なので、予測もつかないぐらい未来に感じるでしょう。

 

 今の制度ですと、年金受給開始年齢は65歳ですが、現下の情勢では定年が60歳とする企業が未だに多く、60歳代前半は雇用継続や再就職、あるいは貯蓄を取り崩して生計を立てなければなりません。

 

 そこで理解しておきたいのが、年金の「繰り上げ」や「繰り下げ」です。60歳まで早めたり、70歳まで遅らせたりすることが可能です。

 

  もっとも支給を1か月早めると0.5%ずつ減り、逆に1か月遅らせると0.7%増額になります。

 

 60歳から受給を受ければ、75歳まではその方が受給総額は多いですが、76歳で逆転します。逆に受給を70歳まで遅らせると、82歳でペイでき、受給を繰り下げれば、長生きするほど有利になります。

 

 しかし、実際に18年度に繰り上げ受給をした人は19%いましたが、繰り下げ受給をした人はほんの1.6%でした。年金財政への不安が根底にあるのでしょう。

 

 昨今、受給開始年齢を70歳から75歳に引き下げる案が浮上し、来年の通常国会で法案が提出される見通しです。

 

   これまでの年金受給年齢の引き上げのパターンを見れば明らかですが、政府はまず受給開始年齢を引き上げます。この受給年齢を75歳までの選択制にするということも、また年金受給開始の年齢を70歳に引き上げるための布石なのです。

 

    年金への不信は、やっぱり株式投資で補填するしかなさそうです。

弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!