『本日7月31日の日経平均株価の終値』に兜町が注目しています。昨日30日の終値は、2万2544円ですが、本日31日に6月末の終値2万2304円51銭以上で引けると、年末に向けて株高が期待できるという、まことしやかなジンクスです。
東証69年の歴史の中で、6月まで(年前半)に1月の高値を超えられなかった年は10回ありましたが、7月以降(年後半)に挽回できるかは、7月末日の終値が大事であるという経験則です。
1月高値を超えられなかった10回のうち、7月末終値が6月末終値を上回ったのは1965年、73年、95年、2014年、2016年の5回ですが、そのうち、4回は7〜12月に高値を更新し、年間相場も上昇となっています。
一方、7月末の終値が6月比マイナスで、年間相場が上昇したのは僅か1回だけです。すなわち、過去のデータを検証すると、6月までの前半相場が低調でも「7月好調なら終わりよし」となることを教えています。
日経平均は昨日時点で、6月末終値を240円上回っておりますが、昨日、今日と日銀の金融政策会議があります。物価見通しの下方修正、利上げ要因などのマイナス材料も見え隠れしており、最後の最後まで、日経平均株価と日銀の動向に注目です。
皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを承っております。
弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!