ウォール街の相場格言に「固定観念に縛られる人はチャンスを失う」があります。相場は一瞬にして劇的に変化するときがあります。固定観念に束縛されると臨機応変な対応ができず、投資チャンスを活かせません。
そもそも相場は経済学の理屈通りには動きません。相場を理論だけで判断すれば相場に乗れず、結局、遅参し損失を出すことになります。
去る7月6日、対中制裁関税に第1弾として340億ドルの追加関税が強制執行されました。ですが、トランプ大統領の過激な振る舞いは選挙期間中の公約を実行しているだけです。
11月に行われる中間選挙を見据えた当然の政策であり、合意にこぎつける
最終地点は心得ている筈です。
株式市場をぶち壊し、好調な景気や企業業績に対して、さかネジをくらわすような貿易戦争をするはずがありません。
歴史はたまに間違いを犯します。マイケル・J・フォックスさん主演の米国映画「バック・トゥ・ザ・フューチャ」はトランプ大統そっくりの悪役「ビフ・タネン」が、スポーツ年鑑を手に入れ大金持ちになる設定ですが、最後の最後にはマイケルさん演じる「マーティ」に屈します。
今後も11月の中間選挙などに配慮した国内向けの国家戦略が新たなリスクを呼び込むかも知れませんが、その都度、押し目買いのチャンスを与えてくれる筈です。皆様方には、そのチャンスに強(したた)かに対応していただきたいと存じます。
弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!
“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。