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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

エヌビディアの決算、9月の米雇用統計発表待ちです。

  

米国では昨日マイクロソフトとエヌビディアが新たな戦略提携の下、人工知能(AI)新興企業でオープンAIと双璧をなすアンソロピックに最大50億ドル(約7700億円)、100億ドル(約1兆5500億円)をそれぞれ投資すると発表しました。

 

アンソロピックはオープンAIの「チャットGPT」に対抗する「クロード」を開発しており、今回の提携でオープンAIの資金面での支援者であるマイクロソフトとAIチップの主要サプライヤーであるエヌビディアは、有力な競合への投資元として密接につながることとなります。

 

スタートアップ2社のモデルはたがいに対抗していることから、マイクロソフトとエヌビディアはどちらが優位になっても果実を得る投資に踏み切ったようですが、株価の方は材料視されませんでした。やはりイベントを通過しなければというところと思われます。

 

エヌビディアの決算、米国の雇用統計は世界のマーケットが最も注目するイベントであり、東京市場も動けない状況ですが、こちらは更に中国問題が重なっておりますので、益々ポジションが取れないところかと思われます。

 

昨日もロシアの侵攻が続くウクライナでの戦闘終結に向けて、米ロ両政府が新たな和平に向けた計画案の協議を水面下で進めており、詳細は不明としつつも28項目に渡る内容で米側は欧州諸国やウクライナへの説明に着手したというニュースが報じられました。

計画案は?ウクライナでの和平?安全の保証?欧州の安全保障?ロシアとウクライナの将来の対米関係―を柱とする。ロシア側が要求し、ウクライナが反対する同国東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)の領土放棄に触れているかは明らかでありませんが、報じられた内容はかなり具体的であり、ロシア側の代表も「ロシアの立場が聞き入れられている」と示しており、期待したいところであります。

東京市場はこのニュースで400円ほど上昇しましたが、引けまで持ちませんでした。米国同様イベント通過待ちには変わりないようです。

 

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