先週末の米国市場ではAIデータセンターへの過剰投資が懸念されるメタ・プラットフォームズを筆頭に、マイクロソフトの大型投資の選別開始、更にはマクロ材料としては人員削減数が23年ぶりの高水準が伝えられ、1週間通して主要三指数は冴えない展開となりました。
今まで勢いが良かっただけに、多少株価がもたつくとすぐにバブルが弾けるとの喧伝が巷を走りますが、バブルは弾けて初めて分かることで、現状では見当は付きません。
AI投資が前代未聞の額に及んでいることから警戒感はあるものの、一つの産業革命が進んでいるとすればこの程度で終わるものとは思えません。先週末、オープンAIのCFOが現状のAIについてまだまだ評価不足であり、今後益々AIの可能性にマーケットが気付き、更に認識を高めて来るだろうと示しました。
マクロでは15日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控えますが、労働市場の減速は明らかで年内の更なる利下げを示唆し始めました。CPIは恐らく落ち着いていることが予想され、金利見通しは低下傾向、株式市場にもポジティブ材料になると思われます。
米国市場はテクニカル的にはちょうど25日線までの調整となっており、現状までは健全な範囲と思われますが、東京市場は未だ25日線すら届いておりませんので4万9500円前後が調整の範囲かと思われます。
こちらは高市総理の各党による代表質問が行われましたが、滞りなく速やかに自分の言葉で答えられていたと思われます。総理大臣の最初の国会答弁としては外国人投資家の評価も近年稀に見る高さだったようです。
外国人投資家の期待値は大分上がっており、10月の買い越し額も3兆円と月間最高を記録しました。値嵩株が一服したことからも国策買いはこれから物色対象が広がります。個人投資家にとっては買いやすい水準のものが買われてまいりますので、儲けのチャンスはさらに広がるかと思われます。分からなければお問い合わせください。高所恐怖症などと呑気にしていられませんぞ!
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