久しぶりに株式市場が沸いております。先週末の平均株価の終値は前日比123円高の9050円で引けました。
上値を圧迫していた海外投資家による売りは峠を越したと見られ、年末にかけて平均株価は1万円を回復してきそうです。
懸念材料であったギリシャ国債の次の大きな償還は12月の101億ユーロ(約1兆700億円)です。突発的な出来事がなければ11月は乗り切れるでしょう。
危機は、危機として認識されると危機ではありませんし、悪材料は知ったらオシマイで、もう暴落を恐れることはないでしょう。逆に日本企業にはチャンス到来です。
何故なら、ギリシャ危機が和らぐと世界はインフラ投資が盛んになります。米国の鉄道やスマートグリッド(次世代通信網)、新興国の水ビジネスや交通網などです。
こうした分野は日本企業が断然に強いのです。中国新幹線の事故により、世界はいっそう安全なインフラ整備を求めています。日本のインフラ技術は世界でもトップクラスで、定時性、安全性、省エネなどに強みがあるため、世界各地でも受注実績は豊富なのです。
昔からの格言でも「買い難い相場は高い」と云いますが、今年も年末年始にかけて、今までとは全く違った景色が現れるような大相場を演じてきそうです。
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