8月9月の日本の株式市場は、過度に売られすぎた感があります。ギリシャのデフォルト不安に振り回され、大きな影響力を持つ外国人投資家が萎縮したとあれば、目先売り込まれたのも、ある意味当然と云えるでしょう。
ただ、日本株そのものの信用力は回復基調で、株価と信用力の相互関係から見ると、“日本株は売られすぎ”と云えそうです。
「悪材料は知ったらおしまい」で、そう遠くない時期に反発相場入りが見込めます。今の日経平均レベルは、個人投資家の方々にとっては、絶好の買いチャンスと云えます。
株式市場全般はまだ弱気派が大勢を占めており、些細な材料で恐怖心に駆られた売り物が出ます。逆に言えば、相場巧者にとっては思わぬ安値で株が買えることもあるため、願ってもない相場なのです。
株式投資とは、「安く買って高く売る」だけのことですが、残念なことに個人投資家の多くが、暴落時のバーゲン・ハンティングが出来ていません。「まだ、下がるだろう」と、様子見を決め込んでしまい、買い安心感が広がり出して相場がかなり高くなってしまったところで買い出動しているのです。
あとから相場を検証して見ると、殆どの場合が「○○ショック」「○○不安」と呼ばれた大暴落のときが好買い場となっております。「谷深ければ、山高し」。下げがきつかったときこそ、その後の上げも大きいものです。
このコーナーをご覧いただいている投資家の方々には、“常勝の投資家”になっていただきたいと存じます。
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