東日本大震災後、富士山周辺で異変が続出しているとの報道がありました。富士5湖に赤池が加わり、富士6湖になっている。住宅地で湧き水が噴き出している。枯れた温泉に再び、温泉が出た、などです。
実際、3月15日にはM6.4の直下型地震がありました。
もし、富士山が、地震や地殻変動により噴火したら首都東京はどうなるのでしょうか!?
まず、西風に乗って飛んでくる“火山灰”がやっかいです。あちこちの電気系統に容赦なく侵入し、様々な誤作動を引き起こすでしょう。パソコンや精密機器が故障し、銀行ATMや地下鉄は動かず、ビルの照明や信号機も消えることも予想されます。
火山灰と呼ばれておりますが、タバコや燃えカスの灰とは全く別物で、砂粒より小さいガラスの破片のようなもので出来ており、とがった角が、肺や目に悪影響を与えます。
かき集めて排水溝に流そうとすれば、水に濡れると固まるため、大変なことになってしまいます。活火山の近くにある街では常識ですが、噴火に慣れていない都市で的確に対処できるのか、心配です。
日本列島は地殻変動では世界有数の地帯にあります。変化に富んだ風景や自然の恵みは享受しつつ、3.11の悪夢を教訓にして、不慮の事態にはきちんと備えておきたいものです。
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