ノーベル賞発表のシーズンとなってきました。
今年は10月8日に医学生理学賞、9日に物理学賞、10日に化学賞が、スウェーデンのノーベル財団から発表されます。
特に注目しておきたいのが、iPS細胞の開発者である京都大学の山中伸弥氏です。昨年も最終候補者にノミネートされており、“今年こそ”の気分でしょう。
他にも首都大学東京の春田正毅氏、東京理科大の藤嶋昭氏、理化学研究所の竹市雅俊氏らが期待される有力候補です。
実際にノーベル賞受賞となれば、その関連銘柄が賑わうのが株式市場の習性で、俗にいうご祝儀相場が展開されることになるでしょう。
元来、秋は春とともに医学会が数多く開かれ、話題の研究テーマや重要な研究成果の発表が行われる季節で、医学品株やバイオ関連株が人気化しやすいのです。
また、厚生労働省は「日本再生戦略」の一環として、iPS細胞など再生医療や創薬研究をはじめとした革新的な医薬品・医療機器の開発プロジェクト「医療イノベーション推進室」に1000億円規模での予算枠を設定し、開発支援をしていく方針を固めております。
まさに国策そのものであり、10年〜20年後、更に50年後の世界的な医療技術動向も見据えて、国際競争力を持つ日本発の医薬品・医療機器・再生医療などを次々と生み出すための世界に誇れる国の司令塔となる組織なのです。
関連銘柄に注目です。
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