相場格言の一つに「アタマとシッポは他人にくれてやれ」があります。
できるだけ安く買って、できるだけ高く売りたいのが投資家の心理ですが、アタマからシッポまで、すべて食べようとしてはダメ、すなわち「株式投資は欲張ってはいけない」という戒めです。
この格言は売りの姿勢だけでなく、「慌てて買うこと」も説いています。「早耳=アタマ」でなくても、十分に利益を上げることができることを教えています。
株式相場のように、一瞬一瞬が重要な判断の連続で、知識や常識が通用しない世界では、経験則から導き出された知恵が「相場格言」として生まれやすいのです。
当面、今の相場を見て思うことわざは「人の行く裏に道あり花の山」です。統計データが整っていなかった江戸時代から、相場に携わってきた先人が残してきたこの格言(ことわざ)は、今のように出来高が少ないときに、良いものを安く買うことが成功の道だと教えています。
今こそ、この格言を実行する時です。
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