今日28日で2018年戌年相場が終了します。来る19年・亥(い)年相場は「亥固まる」と云われますが、18年が固まった相場だっただけに“亥跳ねる”と密かな期待を持って相場に向かいたい。
トランプ米大統領の出方も理解の範疇を超えたものがあります。しかし、トランプ迷走相場はそろそろ終局、NYダウは米大統領の前年は16勝1敗と好調で、「業績相場」が本番入りすると見られます。
一方、日本は新元号、6月にG20、7月に参院選、10月には消費税増税と重要日程が目白押しで、景気対策は必要に迫られています。
依然、景気拡張局面が続き、為替も企業の予想(概ね108円前後)より低位安定から企業業績は好調をキープする方向です。
日経平均はデフレが進行する前の1996年の高値2万2666円と、歴史的な大天井3万8915円から09年の大底8054円の半値戻しの2万2985円を17年後半に達成し、さらに今年18年10月にも上回ったことはテクニカル的に有意義なことです。
今年、1月〜10月に現物を4.3兆円、先物を6.7兆円売り越した外国人投資家も買い戻しとなり、好需給環境のもとでリフレ相場は始まると見ています。
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良い新年をお迎え下さい。