海洋プラスティックごみの汚染問題が、ここ何年か、世界的な大きな懸念材料となっています。
3〜4年前、ウミガメの鼻にプラスティックのストローが突き刺さっている画像や餓死したゴンドウクジラの胃の中に80枚ものビニール袋が出てきた写真が世界を仰天させました。
これを機に、海洋汚染を招くプラスティックごみを減らす「廃プラスティック」が世界中に波及しています。
日本政府は今年5月末に「海洋プラスティックごみ対策アクションプラン」を閣議決定しており、国内での海洋ごみの引き取りなどは勿論、環境に優れた代替素材の普及を進めます。
世界の海には、年間で約800万トンのごみが流入しているようです。プラごみを減らし、再利用するための技術の開発は必要不可欠で、早急に地球規模で取り組まなければならないことです。
既にイギリス、イタリア、フランス、カナダなど欧米諸国を中心に使い捨てプラスティックを排除する国策が進んでいます。
さらに、アジアの新興国でも脱プラスティックの動きが鮮明になってきています。タイは使い捨てプラの廃止、インドネシアはスーパーでのレジ袋廃止、ベトナムはプラスティックごみの削減、フィリッピンではプラスティック製のストローやレジ袋の使用を禁止する方向で動いています。
脱プラスティックの本命は「生分解性プラスティック」や「バイオプラスティック」ですが、将来的には耐水性の優れたパルプにも光が当たるでしょう。
脱プラスティック関連銘柄に注目!
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