現金を使わないキャッシュレス決済がより一層広がりを見せてきました。今の決済手段の中心はクレジットカードですが、店先でも少額決済ではスマホによる精算が主役になりそうな勢いです。
Suica(スイカ)や楽天Edyのように、すでにカード式で一般化しているものをスマホのアプリに入れる「タッチ型」が利用で先手を取っています。
キャスティングボードを握るのがPayPay(ペイペイ)などQRコード型です。ゆうちょ銀行の「ゆうちょPay」が5月から始まったように同業のサービスも後を絶ちません。
QR型の強みは加盟店の導入コストが安いことです。スマホに表示されたコードを店側が読み取る形式と、店頭に置かれたコードを顧客が読み取る形式の2タイプがあります。
とりわけ、後者では、店側は特定の端末を置く必要がないので、今後急拡大することが想定できます。但し、QRコードの規格の統一が最も重要な課題でしょう。
新たな決済サービスを支援する企業のターゲットは、消費者がいつ、どこで、何を購入するかを的確に把握することです。
購入データがある程度揃えば、商品開発に役立てるので、決済サービスの単独での収益に主眼を置いていない可能性があります。そのため、採算を無視した還元キャンペーンを実施する企業もあるでしょう。
複数のスマホ決済を「週1回以上利用する」と回答した人は約33%いました。最も多かったのが楽天Edyで19%、ペイペイが18%、モバイルスイカが14%で、抜きん出てるサービスはなく、サービス競争は今後、さらに激しくなりそうです。
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