高齢ドライバーの事故が相次いでいます。事故原因の一つに「ブレーキとアクセルの踏み間違い」が報告されていますが、年を重ねると危険認識からブレーキを踏むまでの時間は、若年層と比較するとどの程度遅れるのかを調べて見ました。
ドライバーが運転中に危険を感じてからブレーキを踏むまでの時間は「10代、20代、30代、40代と50代までは約0.7秒」とされます。
ところが一転、70歳を超えると1秒台の後半にまで失速するようです。数値的には60歳前後まではかろうじて及第点といったところです。
しかし、世代別の反射神経の俊敏性を検査するテスティングでは、男性が30歳、女性は35歳が最も全身反応時間が短いという結果が出ています。その後は男女とも加齢に準じて反応時間が長くなり、40代後半から一気に反応が悪くなることが分かっています。
すなわち、反射神経の低下は60歳前後からではなく、40代中盤から衰えが見られるのです。
まだ若いと安心せず、どなたでもクルマのハンドルを握るときは一層の注意を持って『安全運転』を心掛けましょう。
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