「理論株価」をご存知ですか?
理論株価とは、企業の収益性や成長性、さらに保有資産を基に適切な株価水準を算出したものです。
現在の株価が理論株価と比べて安ければ、将来的に株価の値上がりが期待できる訳です。
理論株価の計算方法は多様ですが、一番ポピュラーな方法が「直近の業績トレンドから5年先の利益水準を予想し、毎年その利益を上げる」ことを想定して理論株価を算出するやり方です。
理論株価が現在の株価より高く、その差(乖離率)が大きければ大きいほど、割安感がより強くなります。乖離率が30%を超えると著しく割安と云えます。
この理論株価の算出方法ですが、便利で使い勝手は良いですが、将来的にアナリストの業績予想が変動すれば、理論株価も当然、変わってくることは気に留めておいて下さい。
実際の銘柄選定では、理論株価を中核にPERやPBRなどの指標も合わせて割安度を測るのが賢明です。
また、職種によって理論株価が高くなりやすいものもあるので、同業社との客観的比較を組み込むことが頭脳的です。
皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを承っております。
弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!