「青く美しかった」?人類初の宇宙飛行士ガガーリンが漆黒の宇宙から地球を眺めたときの感想です。恐らく大気圏内の太陽光が、空中に散乱する微粒子と衝突し、反射した青い光が目に映ったのでしょう。
近年、地上では発光ダイオード(LED)の照明が街の夜を明るく彩り、交通信号の三色灯まで輝かし始めています。
光の三原色のうち最も必要度の高い青色のLEDは、学界、産業界の開発課題でした。青色LEDを開発した赤崎勇名城大学教授は、4半世紀にわたり研究を続け、世界で始めて窒化ガリウムの「pn接合」を実現し青色LEDの動作を実証しました。この成功で開発研究が進み、青色LEDや半導体レーザーが実用化されたのです。
一昨年来の世界的不況によってデジタル家電市場は縮小しましたが、技術革新の象徴とも言うべき液晶など薄型テレビの需要は拡大を続け、2011年には世界で2億台に達する見込みです。液晶テレビのバックライト向けにLEDの需要も飛躍的な増加が見込まれます。
今年はトランジスタの父、ショックレーの生誕100年にあたります。ショックレーが1948年に半導体の「pn接合理論」を発表して以来、その最大の受益者が日本国と日本企業でした。
歴史は永遠の教訓です。
日本のLED企業が、大飛躍しそうです。
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