昨日の東京市場は、米国市場がメモリアルデーの休日で材料難の中で朝方は小安い展開でしたが、その中でも各中小型株はしっかりの展開であり、グロース市場は終日ボケることなくい年初来高値を更新しました。
後場に入ると米国夜間取引からダウ、NASDAQともに上昇幅を拡大していることから、今度はプライム市場の大型株指数が上昇、結局日経平均、TOPIXともに3日連騰となり、グロース市場は高値更新で引けを迎えました。
物色対象の一角には分かり易く防衛関連の重工三社が並び、売買代金でも上位に位置しますが、値上がり上位にはなかなか説明がし辛い銘柄も散見されております。ただ、これが鮮明に出ている個別物色の大きな流れです。
○○関連などと謳い株価をはやし立てるのも相場の華ですが、当然玉石混合であり行き過ぎもありますので、材料、業績等についての精査、分析は手を抜かず丁寧にやってください。
昨日も申し上げました通り、どうして現物市場で外国人投資家の主力ロングの資金が動いて来たのかを考えれば、乱高下を恐れ慌てて小幅の利益に狙うのではなく、胆力を持ってしっかり値幅を狙える展開を想定してよろしいかと存じます。
専門家と言われる人たちは常に日々の値動きを解説し、乱高下すればその値動きの中で動く方法を提供しなければなりません。小幅狙いであればそれもいいでしょうが、水面下では既に巨大な現物沈潜の資金が動いております。
取材したところでは5%ルールに乗っていない、3、4%の持ち玉を抱える外国人投資家がワンサカいるようですよ。30円幅利益を取ったと喜んでいたら、その後300円上がっちゃったなんてことが今後増えると思われます。
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