危機管理の失敗の典型的なパターンの一つに「Too little Too late」という言葉があります。危機への対策の規模が小さすぎる上に、対応のタイミングも遅すぎる。ゆえに危機への対策として大きな効果がなく、かえって危機を増幅したり、よくても長引かせるだけ、ということです。
昨今の急激な円高とそれに伴うデフレの深刻化を止めるには、日銀の「新型オペ」を通じた資金提供枠の拡大にとどまらず、政策金利ゼロ%への引き下げや政府の円売り・ドル買い介入を通じた「大胆な量的緩和が必要」です。
最近の円高、株安が経済に与える警戒感は強く、政府・日銀には一刻も早い対策をお願いしたい。
皆様方からの投資相談を随時承っております。
お問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!