『黄金比率』という言葉をご存知ですか?!
今、何かとお騒がせの現代ギリシャではなく、古代ギリシャで制作された彫刻「ミロのヴィーナス」の身長を「1」とすると、おへそから足元までの長さは「0.618」。
この「1:0.618」の比率を黄金比率と云い、無意識のうちに美しいと感じる比率と云われています。
黄金比率は「フィボナッチ数」という数列で表すことができるのですが、何と花びらの数など自然界にもその数列と一致するものが多く存在します。
そして、この数列は相場の世界のテクニカル分析にも応用されています。相場も人が美しいと感じる形に収まる、という訳です。
テクニカル分析における「フィボナッチ」の使い方は、戻り高値や押し目の安値を模索するものです。例えば、直近の高値と安値の値幅を100%として、高値(安値)から61.8%戻した価格を節目と考えるものです。
具体的には、直近高値から38.2%や61.8%下落したところで押し目買いを入れたり、直近安値から38.2%、61.8%上昇したところで売りなどの売買が効果的です。
米ドル/円では、昨年10月から12月にかけての上昇幅の38.2%押しとなる115.49円がドンピシャの転換ポイントになりました。仮にこの価格を下に抜けると61.8%押しの111.56円が意識される価格になるのです。
黄金比率にぴったり合った銘柄を見つけると、株式の楽しさは倍増します。
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