9日の株式市場は前日比360円安と大幅な下落となりましたが、主因は米利上げ観測によるもの…。 しかし、これは間違った解釈と云わざるを得ません。
昨今、米利上げ観測が再燃していますが、これは直近の雇用統計の内容が良好で、景気回復期待が強まったからに他なりません。
日米金利差拡大で円安が進んだり、米国が世界経済を引っ張る可能性が高まれば、日本企業の輸出や海外事業にも追い風が吹くため、マイナス材料ではないのです。
過去の経験則を見ても、米利上げ局面では世界の株価は上昇しています。
具体的には、1999〜2000年、04〜06年両方の利上げ局面で世界の株価は大幅な上昇となっています。
これは、利上げをしてもすぐに緩和効果がなくなるわけではない上、景気回復の恩恵も重なるためだと見られます。最低3回の利上げがないと株価は下げに転じないと見て良いでしょう。
経験則に従えば株価は、今後も上昇基調を保つはずであり、賢明なる投資家の方は、ここは心に魂を込めて、押し目はしっかりと拾ってもらいたいものです。
この局面での投資判断が、この2015年未年相場で勝ち組に入るか、負け組で終わるのかの分かれ目になりそうです。
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